pepsi nex zero
食塩でできてる!?
PEPSI NEX の原材料を見ると。
いきなりの『食塩」て!?
原材料は多い順に書くが
原材料の表示は、多い順に書く。もうひとつルールがあって、原材料と添加物は明示する。
書き方と定義が引っかかる。
ペプシの表示
まずは実際の表示の確認です。
では、見ていきましょう。
ペプシ ジャパンコーラ
糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、食塩/炭酸、酸味料、カラメル色素、香料、カフェイン
まずは糖。清涼飲料水にはよくあるパターンです。
食塩も入っていますね。
ペプシ ジャパンコーラ ゼロ
食塩/炭酸、カラメル色素、香料、酸味料、クエン酸K、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、カフェイン
いきなりの『食塩」に驚くわけです。
書き方のルール
スラッシュに注目です。
スラッシュより左が原材料です。
スラッシュより右が添加物です。
2015年4月1日に施行された新しい食品表示基準によるものです。
原材料と添加物を明示することになっており、スラッシュで区切る書き方があります。もちろん他の書き方もありますが、ここでは割愛です。
記載エリアが限られていますからね。わざわざ添加物の欄を作っていないのでしょう。文言も文字数使いますし。
厚生労働省のホームページには、以下のような記載があります。
原則として、食品に使用した添加物は、すべて表示しなくてはなりません。表示は、物質名で記載され、保存料、甘味料等の用途で使用したものについては、その用途名も併記しなければなりません。表示基準に合致しないものの販売等は禁止されています。
引用元サイト
添加物とは?
日本食品添加物協会のホームページでは、あとから添加するもの、みたいな書き方で説明されています。
いろいろ読んでみても、なんとも歯切れの悪い説明です。
要はふわっとしているものの、食品そのものとして食べないものといったことでしょう。
人工甘味料はもちろん食品添加物です。
ただし、食塩やしょうゆは伝統的に食品扱いなんだとか。
これで答えにたどり着けましたね。
あらためて見直してみると
ノーマルペプシの表示を基準にすると分かりやすいです。
ペプシコーラの原材料は、糖類と塩と添加物です。
この糖類を人工甘味料に置き換えたものが、ゼロカロリーのペプシです。
人工甘味料は添加物なので、ペプシゼロの原材料は、塩と添加物です。
これで最初に「食塩」と書かれている謎が解けました。
食塩の含有量は不明です。
が、微々たるものでアクセント味覚のなのでしょう。
多いから先に書いてあるのではなく、原材料だから先に書いてあるのです。
それなしても、炭酸は添加物なのですね。
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