SharePointからダウンロードしたzipファイルを解凍したところ、内包するファイルのファイル名が文字化けた、という質問をいただきました。
以前、別の記事に書いたboxでの件と同じ事象です。
元になったアプリケーションが異なるので、念のため表現を変えて、備忘録です。
解決方法は、文字コードを意識しなくてもよい解凍ソフトを使うことです。
今回のSharePointサーバーは、クライアントと異なる文字コードを利用していたということです。
解決策
文字コードに気を遣ってくれるアーカイバ(圧縮解凍ソフト)を使います。
導入することが唯一の解決策です。
おすすめしているのは、CubeSoftのCube ICE(無料)です。
すでに、プライベートでの利用実績は1年を超えています。
われわれともだちひろばのチラシ(ブログ掲載用)づくりでも使っているCube PDFの会社さんなので、ここもポイントが高いところです。
最終的な導入判断は自己責任でお願いします。
解凍後のフォルダーが、アクティブフォルダーの後ろに来るところが難点です。。
いい加減直していただきたいです。。
今回の事象
SharePointから、複数ファイルをダウンロードしWindows 10 標準の機能で解凍したところ、ファイル名が文字化けしました。
ファイルの中身は無事でした。また、文字化けした様子を見ると、日本語部分のみ文字化けているように見えました。
事象発生のローカル環境は以下のとおりです。
- OS: Windows 10 Pro(64ビット)
- ブラウザ: Chrome、Edge、Internet Explorer(すべて)
- アーカイバ: Windows 10 標準機能
アーカイバに関しては、Lhaplusでも同じ事象が発生するはずです。
原因
SharePointサーバー側の文字コードと、ローカルマシン側の文字コードが異なっているためです。
普通に考えて、SharePoint側がUnicode(UTF-8)で、Windows側がShift-JISです。
MacやLinuxで圧縮したファイルをWindowsで解凍すると、同じようなことが起こるのと同じことです。
これもboxの時と同じです。
最近のWindowsは、標準機能で圧縮済みファイルを解凍してくれますが、文字コードにまでは気を遣ってくれないということが分かりました。
Cube ICEを普通に使うことで、特に問題は出ていません。
会社で使用する場合はルール等があると思いますので、管理者の方に確認してください。
というか、お願いしないとどうしようもないですね。。
【関連】
http://www.tomodachihiroba.org/2016/05/box-download-garbled/
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