先日、雑談の中で『「弁慶の泣き所」って2つあるような・・・』という話になりました。思い出せなかったのは情けないです。
そして、周りからの反応は『聞いたことない』と冷たかったのですが、気になったのであらためて調べました。
あまり知られていないことなのでしょうか。。
弁慶の泣き所
さしあたってWebでの確認のみですが、4つありました。
- 向こう脛(スネ)
- 手の中指の第1関節から先の部分
- アキレス腱
- 盆の窪
2つ目は知っていた(忘れていましたが。。)のですが、3つ目以降は今回の新発見でした。
諸説あります。そして、まだまだありそうな気もしますw
向こう脛(スネ)
もっとも一般的な「弁慶の泣き所」だと思います。
イスにぶつけたり、階段で滑ってぶつけたり、サッカーしているときに蹴られたり、痛い経験をされた方も多いはずです。
思い出しただけでも痛い。。
強者で知られる弁慶さんも、ここをぶつけたときだけは痛くて泣いた、みたいなお話から来ています。
スネアテは標準装備だと思うのですが。。
手の中指の第1関節から先の部分
けっこう有名だと思っています。
ちなみに、第1関節は、指先にもっとも近い側の関節です。
手の中指の第2関節を直角に曲げた状態だと、第1関節から先には力が入らないのです。
反対の手で触ってみると、ぶらぶらして抵抗できません。
ということで、弁慶さんも抵抗できないというわけです。
泣き所というのは弱点という意味で、必ずしも痛くて泣いちゃう場所のことということではないです。
やれば分かると思うのですが、中指以外も怪しいのですよ。なんで中指なのでしょう。。
追加調査かな?
アキレス腱
人間の弱点として有名です。
だから弁慶さんにとっても弱点だとは思うのです。特になぎなたでの攻撃対象としては足首がありますからね。
ただ、説としてはマイナーな気がします。
アキレスのお話の方が有名ですね。
盆の窪
ぼんのくぼ。首の後ろの中央のくぼんだところです。
延髄に近いらしく、人体の弱点ではあります。
こちらもマイナーな気がします。
必殺仕事人のお仕事で、この辺りを針でブシュっとやるとかやらないとかw
脳にも影響を与える重要なツボであることと、お坊さんだから髪の毛で守られていないということがあるのかもしれません。
弁慶に関して
武蔵坊弁慶は、平安時代末期に実在したのかどうかはっきり分からない人です。
少なくとも、義経さんの部下に腕利きの僧兵がいたらしいような史料はあるようです。
能や歌舞伎の登場人物として有名で、逸話やことわざに名前が残っています。
今回もそんな話題でしたw
いずれにしても、超有名人だと思います!
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